パーコレーターでコーヒーを淹れる

ひまつぶし/Try out

「パーコレーター」ってご存知でしょうか?
キャンプなどのアウトドアシーンで便利で、かつ西部劇風でカッコ良いパーコレーターを使って、コーヒーを淹れる方法です。

パーコレーターとは?

「コーヒーパーコレーター」ってご存知でしょうか?

下記の様な外観の金属製「コーヒーポット」つまりコーヒー用金属ケトル(ヤカン)の中に、金属製のフィルター兼ドリッパー一体構造が収納されていて、水とミルしたコーヒー豆を入れて直火にかけると、コーヒーが淹れられるというワイルドな趣の道具です。

直火用のコーヒーメーカーですね。

フィルターとドリッパーが一体となった金属構造なので、紙フィルターは不要です。
収納されているドリッパーを取り出せば、ふつうのケトル(ヤカン)として使えます。

西部劇などで、カウボーイたちが焚火の直火でパーコレーターを使ってコーヒーを淹れているシーンがありますが、そんなタフな感じのアウトドアの道具です。

エスプレッソを淹れる道具でイタリアの家庭には必ずあるという「ビアレッティ」もパーコレーターですが、これはエスプレッソの様なヨーロッパ流の濃いコーヒーを淹れることに特化した道具です。

欧州風の濃いコーヒーが好きな方には、この「ビアレッティ」のパーコレーターがお勧めです。

コーヒー豆をアウトドアでミルする

下の画像は、自家焙煎したコーヒー豆をアウトドアでミルしているところです。

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アウトドアでコーヒー生豆を焙煎して、すぐにハンドミルしてパーコレーターで淹れたコーヒーは、薫り高くて美味しく、いかにもアウトドアを楽しんでいる風でサマになりますね。

アウトドアでサマになるコーヒーミルには下記の様なモノがあります。

パーコレーターの構造

上の画像で、右手でさわっているのが、パーコレーター内にあるドリッパーとフィルターが一体となったモノです。

ドリッパー全体の姿は、金属で出来たワイングラスの足の様な形状に穴の開いた金属のフタを被せたような形です。

ドリッパーの下側の金属で出来たワイングラスの足の様な構造が見えますが、これは沸騰したお湯を豆に注ぐための構造です。 このワイングラスの足の様なパイプ構造が、上側のドリッパー本体に貫通してフタのところまでお湯を導き、フタにあいた穴がドリッパー内の豆全体にお湯を行き渡らせます。

ドリッパーの底面は細かな穴が一面にあいており、フィルターの枠割をします。
ミルしたコーヒーのサイズが、このフィルター穴よりも細かいと、フィルターで濾されないので、パーコレーターを使うときは粗びきがお勧めです。

ケトル内にいれる水の量は、ドリッパー本体底面のフィルターの高さを越えない様にしましょう。

小型、軽量、簡単なアウトドア用バーナー

パーコレーターは直火で水からコーヒーを煮出していきますが、
パーコレーターでコーヒーを淹れるときのバーナーは、やはりアウトドアでサマになるカッコ良いものがイイですね!

アウトドア用の火力としては、使い方が簡単なガス缶バーナー、火力が強くて便利なガソリンバーナー、趣があって玄人っぽいアルコールストーブ、小型軽量で簡便な固形燃料とポケットストーブの組み合わせ、さらには薪による焚火の直火や、炭火の直火などがあります。

上の画像では、エスビットの固形燃料を、空き缶を燃料皿代わりに、百均のペン立てを切って作った簡易なゴトクにして、使っています。

固形燃料は、簡単・軽量で持ち運びに便利なので、ちょっとアウトドアに出かけてコーヒーだけ飲んで来ようというシーンで便利です。

固形燃料専用のゴトクと燃料皿が一体となったモノで有名なモノとして、エスビットのポケットストーブがあります。 

エスビットとそっくりのパチものが非常に低価格で売られており、最近は百均などでも入手できます。

バーナーの風よけ風防

固形燃料やアルコール燃料などは非常に風に弱く、少し風が吹いている程度でもお湯を沸かすまでの時間が長引くことがあります。

こんな場合のために、風よけの風防も持参しましょう。
風防もピンキリで、凝った形の格好の良いモノ、軽量で折りたたみ式の安いものなど、いろいろです。

上記の画像では百均のケーキ用型枠から自作したものですが、最近は、軽量で折りたたみ式のアルミ製のものが安く百均などで入手できますので、そちらがお勧めです。

沸騰してきたらパーコレーターのマドから淹れ具合が見える


パーコレーターには下の画像の様に、フタのツマミ部分が透明の樹脂やガラスなどの素材で出来たシースルーの「マド」があり、沸騰してドリッパーにお湯が注がれて出すと、このマドからそのお湯を見ることができます。

このマドから、お湯がプクプクとドリッパーに注がれ始めたら、沸騰してきたなと分かります。

その沸騰してドリッパーに注がれたお湯が、フィルターで濾されて、またポットの中で温められると再びドリッパーに注がれます。

そうして何度かドリッパーを通りながら、お湯がコーヒー徐々に変わっていく様が見えます。

上の画像は、ドリッパーに注がれるお湯の様子が見えるように、ポットのフタを外して見ているところです。

吹き出ているお湯がコーヒー色になっているのが見えると思います。

コーヒーの出来上がり

パーコレーターは、粗びきしたコーヒー豆を何度もお湯にくぐらせながら煮出していく淹れ方です。

本当は80℃から90℃くらいのお湯でゆっくり出していくのが本格的なコーヒーの淹れ方だそうですので、淹れ方自体にこだわる方にはお好みでないかもしれません。

ワイルドなアウトドア風の趣でコーヒーを楽しみたい場合には、パーコレーターがお勧めです。

動画でもどうぞ

以上の様子をYouTubeの動画にしました。 こちらもご覧ください!

パーコレーターでコーヒーを淹れてみる!

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