タイトル/著者/価格
タイトル:手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
著者: ミニマリストしぶ(澁谷 直人)
値段: ¥1320(単行本)、¥1188(Kindle版、2021年6月現在)
概要
「ミニマリズムの魅力を広める」を目標に活動し、人気ブログを解説している著者が、自身の暮らしぶりとミニマリズムのための50の方法と、その背景となる考え方を紹介している。
モノに囚われてしまって心が自由になれない現代人が、必要最小限のモノだけで自由でしあわせに生きていくライフスタイルへと切り替えるための方法と、その考え方を解説。
書評
著者の ”ミニマリストしぶ” こと、澁谷直人さんは、月間100万PVのブログを開設している超人気ブロガー。
著者のミニマムなモノと支出との暮らしぶりを紹介しながら、必要最小限のモノだけで自由でしあわせに生きていくライフスタイルへと切り替えるための方法とその考え方を解説している。
最初にカラーページで、実際に著者が暮らしている6畳1Kのアパートの、ほとんど何もモノがない写真と、必要最小限のモノだけのスタイルが紹介されていて、その修行僧のようなストイックな様子に、かなりの衝撃を受けます。
まずは書店などで、この最初のカラーページだけでもご覧になっていただければ、これは読んでみたい本だな、ということがお分かりいただけるでしょう。
「断捨離」ブームが続いていますが、この本で紹介されるのは「捨てること」のノウハウではなくて、しあわせを際立たせるための必要最小限なモノに絞り込むことで、少ないモノやお金でもしあわせになれるという、「ミニマリズム」の魅力です。
「ミニマリズムは自由で気持ちが良いよ!」という魅力を理解して、お金をあまり使わなくても幸福に生きていけるというノウハウ本なので、退職後の生活を考える上での大きな示唆になります。
ブログの記事をベースにしている様で、すらすらと短時間で読み進められるので、ぜひご一読いただければと思います。
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